こんにちは。
3連休ですが、投資界隈も政界も穏やかではない状態で連休に入りましたね。
日本では自公連立の崩壊、
グローバル経済では中国のレアアース規制に対して、
再びトランプ砲が炸裂、対中関税+100%にするとか、、、
日経平均も米国主要指数も大きく下げて週末に突入しました。
連休明けの相場は、ブラックチューズデーとまで言われるかは分かりませんが、
日経平均は大きく下げた状態から始まりそうです。
先週に投資戦略の見直しをアップしたばかりですが、

もう少し多角的な視点を取り入れたいなと思い、サードオピニオンとまでは行きませんが、
生成AIに手伝ってもらおうと、質問を投げかけてみました。
生成AIによる資産ポートフォリオの3大課題
現在の蒼バンバンの資産ポートフォリオを生成AI(Google Gemini)にアップして、
課題を3つ挙げてと問いかけてみると・・・
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🎯 資産ポートフォリオの三大課題
あなたの資産は非常に強固で目標達成間近ですが、
FIRE後の安定のために、以下の3つのリスクを解消する必要があります。
- 🛑 集中リスクの残存と非効率な運用(最優先)
資産総額約2億1500万円の中で、個別株が約1億744万円(約49%)を占めている点に起因します。
課題: 丸紅が「聖域」として残ることで、個別株集中リスクの核が残ってしまっています。
また、マクドナルドなど優待目的の保有は、
オルカン(全世界株式)のリターンと比べると、資金効率が非常に低い状態です。
対策: 比率の高い個別株を最優先で売却し、特定口座のオルカンへ振り替えることで、
世界分散を加速させるべきです。
- 🛡️ 生活防衛資金・教育費バッファーの未分離
現在、約3,000万円の潤沢な現金がありますが、その中で
「生活防衛資金・教育費バッファー(2,000万円)」が明確に分離・隔離されていません。
課題: 現金が単一の預金口座に置かれている場合、
「投資資金」と「絶対に使ってはいけない防衛資金」の区別が曖昧になり、
株価暴落時にバッファーに手を出してしまうという心理的なリスクが発生します。
対策: 2,000万円を直ちに別の銀行や流動性の高いMMF等に隔離し、
「絶対的防衛資金」として物理的に分離すべきです。
- 💰 税金最適化の未完了
丸紅など高含み益銘柄の売却に向けて、節税準備が完了していません。
課題: 含み損がある銘柄がある、今後拡大していく可能性があるにもかかわらず、
個別株の含み損をまだ確定させていないため、
含み益売却時の税金を不必要に多く払うリスクが残っています。
対策: 含み損が出ている全銘柄を直ちに売却(損益通算)し、
今年の税金対策を完了させる必要があります。
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ここまでが生成AIからの回答です。
なかなか鋭いご指摘。個別銘柄のリスクについても認識があるようです。
課題①:集中リスクの残存と非効率な運用(最優先)
要約すると個別銘柄は全て売却してオルカンに振り替えなさいというのが
Geminiさまの回答になります。
配当金は出る度に課税されるため、インデックス投資で複利を最大化して、
FIRE後は4%ルールで取り崩すことが最適だということです。
含み益があることや株主優待によるメリットを伝えても頑なに「オルカン」一択。
「S&P500」と「オルカン」のどちらかが良いか?と問うも、
長期視点でリスクを一番取り除けるのは「オルカン」だとの回答。
前回の見直しでも蒼バンバン自身がボケずにしっかりしている内は、
ファンダメンタルズの分析など、最低限の防衛は出来ると思っていますが、
いずれ必ずくる、加齢による衰えや寿命を考えるとGeminiさまの仰る通りかと。
新NISAに関しては、初年度はオルカン、2年目の今年はS&P500に投資しましたが、
FIRE後に特定口座とNISA口座に資産がある場合は、
非課税枠のNISA枠から取り崩すべきだという答えが返ってきて、
その理由は特定口座は出来るだけ税金を繰り延べして複利を最大化すべき、
なので取り崩す時期が比較的早めにくるNISA枠はS&P500でも大丈夫という回答。
なかなか筋が通った論理的な回答が連打されます。
ここ1~2年の生成AIの進化には本当に驚かされますね。
課題②:生活防衛資金・教育費バッファーの未分離
こちらのご指摘は、現金資金の余裕はお褒めいただくものの、
きちんと分離しないという内容。
実際は単一口座ではなく、生活防衛資金と投資用口座は分けて運用しているのですが、
それはただ単に口座を分けているだけなので、当面の生活で使う分は普通預金に、
生活防衛資金は元本割れしない流動資産(MMF、国債、定期預金など)に
入れてしまう方が賢明かなと素直に思いました。
課題③:税金最適化の未完了
課題③は一歩先へ目線がすでに向かっており、
課題①の個別株を売却してオルカンへ振り替えなさい、
その際に含み益のある銘柄を売却すると20%の課税が課されるため、
損益通算をするために、さっさと含み損を確定しないということなのでしょう。
総括と今後の検討
Geminiさまのご指摘は鋭く、凄まじく合理的だと感じました。
蒼バンバンはインデックス投資と高配当株投資の二刀流で、
金融リテラシーを学びながら、ここまでコツコツ投資をしてきた、
一定の成果も上げられたと思っていましたが、
”ガツン”と核心を突いた結論を言われた気がします。
相場のリスクは
・個別株>インデックス
・発展途上の特定国(インドなど)>先進国の特定国(日本)>米国インデックス>オルカン
ある程度、FIREが視野に入る資産まで近づいて来たら、
ここからは”守る力”に力点を置いて、
オルカンと現金だけのシンプルなポートフォリオにしなさいというご意見です。
少し前にお亡くなりになられた山崎元氏も同じことを言っておられたように記憶しています。
確かにここ最近、狂ったように企業のファンダメンタルズを分析して、
狙った銘柄をストーカーのように値動きをチェックして、
値を下げた瞬間に買いを入れて、、、
楽しかったし、興奮したし、成果も出てるけど、
いつまでもこのスタンスを継続できるわけではないとも感じ始めています。
超合理的な考え方で異論はないけども、
一方で”今の生活”をどう考えるかも重要です。
配当金は再投資しているので効率面では良くないことは理解ですが、
優待などは期限があったりと強制的に使わされる部分があり、
実がこれが「罪悪感のない外食」など家族の幸福にも繋がっていたりします。
Geminiも慌てて個別株を売却する必要は無いと言ってくれているので、
2028年の新NISAの満額埋めをして、FIREしようとしていますので、
ポートフォリオの組み換えも3年計画で検討してみようと思います。
それでは、また。

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